RPGツクールMZを購入したので、素材の規格(拡張子)とサイズ、データベースの上限数をまとめました。
RPGツクールとは
もともとはゲームが作れるゲームソフト。今でも家庭用版が発売されています。
プログラムが組めなくても、用意されたドット絵や音楽を使ってオリジナルのRPGを作ることが出来るゲームです。
家庭用版も無料のプレイヤーで作品を共有することができる。
RPGツクールMZ
2020年8月20日発売。
パソコン版はゲームが作れるツール。プリインストールされている素材以外に、画像や音楽素材を取り込んで使えます。
パソコン版なのでより手軽に他の人の作品を遊んだり、自分の作品を公開できる。
素材を別に用意出来る分、ユーザー登録や個々の素材の利用規約など確認することも多い。ちょっとさわってみたいくらいなら家庭用版がいいかも。
購入できるストア
ツクールストア
公式ストア。公式素材集も売っています。
Steam
Steamストア。起動にSteamクライアントが必要です。
DLsite
DLsiteで購入できるDL版は、「Steamキー」を受け取るタイプ。
Steamのアカウントが必要です。
それぞれのセールのタイミングもありますが、ツクールストア版以外は起動するのにSteamが必要なので、Steamをあまり利用しない方ならツクールストアがいいんじゃないでしょうか。
素材規格
一覧で見られるようにしたかったので、自分用にまとめ。
画像 | .png |
音楽 効果音 |
.ogg |
ビデオファイル |
.webm .mp4 |
上限数
データベースで設定できる上限数。
マップ | 999 |
変数 | 5000 |
スイッチ | 5000 |
アイテム数 | 2000 |
画像サイズ
ファイルの場所 | サイズ(px) | |
戦闘背景 | img/battlebacks1 img/battlebacks2 |
1000 × 740 |
敵キャラクター (フロントビュー用) |
img/enemies | 任意 (幅:偶数推奨) |
顔グラフィック | img/faces | 144 × 144 横4、縦2並べて 1ファイル |
マップ遠景 | img/parallaxes | 任意 |
ピクチャ | img/pictures | 任意 (幅:偶数推奨) |
タイトル画面 | img/titles1 img/titles2 |
816 × 624 |
タイルセット
マップ用のマップチップをまとめた画像。
チップ1マスのサイズは「 48 × 48 」
ファイル名 | サイズ | |
A1 | アニメーション 海や水など |
768 × 576 |
A2 | 地面 | 768 × 576 |
A3 | 建物の外観 | 768 × 384 |
A4 |
壁 | 768×720 |
A5 | 床や段差など | 384 × 768 |
B~E | 上層扱い | 768 × 768 |
歩行グラフィック
サイズ「任意」
デフォルトは「 48×48 」
1キャラ分の画像(4方向×3列)
正面 | 正面 | 正面 |
左 | 左 | 左 |
右 | 右 | 右 |
後ろ | 後ろ | 後ろ |
8人分で1ファイル
(縦に2人×横4人)
ファイル名の頭に「 $ 」を付けると、
1キャラ分の画像でも歩行グラフィックとして機能する。
RPGツクールMVとの比較
RPGツクールMV(2015年12月17日)に比べると、動作がサクサクです。
- 動作が軽い
- 複数起動できる
- 新システム「タイムプログレス戦闘」
ターン制の戦闘以外に、ターン経過ではなくキャラごとの素早さ依存で行動する「タイムプログレス戦闘」が選べるようになりました。
「グランディア」とか「軌跡シリーズ」みたいなバトルが作れます。
- 移動ルートのプレビュー機能
イベントの移動を視覚的に確認できるようになりました。便利。
MVとの素材規格の違い
- マップチップのサイズは「 48 × 48 」
購入済みの素材集的に気になるマップチップのサイズは同じです。
プリインストールされている素材もMVのバージョン違い、拡張用ってかんじの素材です。
MVで十分な方は乗り換えなくてもいいかな、くらい大幅な変更はありませんが、新しくどちらかを選ぶなら「RPGツクールMZ」の方がおすすめです。